グルコサミン効果なしに反論する理由、体験談からまとめ。

グルコサミンに関しては効くか効かないか、効果に関する議論がネット上でも盛んです。もともとグルコサミンは医薬品ではなくサプリメントです。効くか効かないではなく食品としての栄養成分が健康によい効果をもたらすかどうかだと思います。自分がやむにやまれぬ事情でグルコサミンを飲み始め、実際どうだったかを体験としてまとめました。

自分の体で感じるグルコサミン効果を体験談にまとめ。

グルコサミンの効果について疑問に思っていらっしゃる方があまりにも多く感じましたので、私がグルコサミンを健康食品として飲み続けている理由をお伝えできればうれしく思います。

・無神論者はグルコサミン効果なし。

私の場合グルコサミンはもとより、健康食品は全く信用していない無神論者(ちょっと意味合いが違いますが)です。家族はサプリメント大好きですからブルーベリーアイからアキスタサンチン、スピルナ酵素、すっぽんコラーゲン、黒酢三撰、カルシウムMg、アホエン、DHCコラーゲン、マルチビタミン、ニュートリビフィズ、ココカラケアC-23ガゼリ菌、ビオマイン枯草菌、バージョングルコ、ホワイトCなど今見渡しただけでもこれだけあります。これまでいくらすすめられようが全く服用しませんでした。医薬品でもないのに効果があるはずがないと思っていました。

グルコサミンの効果があったのかそれとも効果がなかったのか、それは本人である私にもわかりません。でも健康食品嫌いで通してきた私が几帳面にグルコサミンを毎朝飲んでから出勤しています。美味しいから飲んでいるわけではなく、グルコサミンを止めるのが恐いと言うところがほんとうの気持ちです。それほど私の変形性膝関節症は痛みがきつかったし整形外科の先生の話にも失望したのです。

■グルコサミンおすすめランキング、通販有名7社を購入比較。

グルコサミンに救われた効果体験談。

今、私は毎朝キユーピーのグルコサミンを5錠とカルピスのココカラケアCP2305ガゼリ菌を2錠飲んでいます。昨年の一月頃から飲み始めてほぼ1年です。

出張のときは大正グルコサミン(コンドロイチン&コラーゲン)の小袋入りをもっていきます。錠剤にそれぞれ特色があり飲みやすいかそうでないかは個人の好みだと思います。水と一緒に飲みこんでしまいますから味はあまり関係しません。まだ噛み砕いて味を確認したことはありません。

 

参考:気休めか骨休めか、今も続けています。調子は良いです。
■膝の痛みはキユーピーのグルコサミンで骨休め。

キユーピーのグルコサミンは粉っぽいですが、やや小粒ですので飲みやすいです。しかし飲み損ねて口内に残ることがあります。大正グルコサミンは小袋に小分けされて9錠入りなので粒が少々大きいですが、表面がコーティングされているようでつるっとしています。

・整形外科医の診断に失望。

整形外科医いわく、すり減った軟骨は元に戻らない、治療法はヒアルロン酸の関節注射だけと言われました。

いつ治まるかしれない膝関節の痛みを昼も夜もかかえて、まるで不治の病を得たようなお先真っ暗気分でした。整形外科医が見放す中で効果があるかどうかは別にして神頼み、グルコサミン頼みになるのも無理ないところです。

十数年前に右ひざを痛めたことがありまた。当時は手押し型の(乗用でない)田植え機を朝の4時半から夕方の6時まで押し続けた結果、過重労働による関節炎です。一週間ほど階段の上がり降りに激痛が走り、手すりにすがりなら移動していました。

その後右膝関節が痛み出し、通勤もままならなくなり整形外科を受診しました。膝が痛いのに背骨のあたりのレントゲンを撮り坐骨神経痛という診断でした。医者が言うには、これは治りませんとのこと、治療らしい治療もなくロキソニンを処方されただけでした。今思えばそのとき誤診だったと思います。

その2年後、坐骨神経痛再発?と自分で思って耐えていたのですが、膝の痛みはひどくなるばかりでどうにも耐えられなくなり別の整形外科を受診、今度は膝のレントゲンを撮り、診断は変形性膝関節症とのこと。医師いわく軟骨は再生しないので治りませんとの説明。とにかく痛くて歩くのも大変、痛みで夜も寝られないので何とかと言うと、ヒアルロン酸の関節注射を一週間おきに5セットと経皮鎮痛剤(湿布薬)を処方されました。これはしばらくの間、効果を感じました。

しかし痛みの根本治療にはなりませんでした。整形外科医から軟骨は治らないと言われ、このままだと手術でもしないと痛みを抱えて生きていくことになるのかと暗澹(あんたん)となりました。仕事が続けられるかどうかの瀬戸際です。家計にお金がかかるときに、入院したり失職したりするわけにはいきません。切羽詰まったとはこういう状況を指すのでしょうが、厳しいことになりました。

整形外科で打ってもらったヒアルロン酸の注射は翌日から痛みの緩和効果があり助かったと思いました。関節注射は痛いですが痛みが少しでも緩和されるならこんなありがたいことはないという思いでした。そのころは痛みがひどくてロキソニンが効かないところまできていたので、一条の光明のように感じたことでした。実際に我が身で体験したことを体験談として書いています。思えばいろいろ大変でした。

参考:変形性ひざ関節症の痛みはハンパないのです。
■変形性ひざ関節症、グルコサミンの効果を我が身で検証。

グルコサミンが止められない本当の理由。

実際、仕事ができなければ生活に困るしローンも払えないですから、痛くてもなんでも通勤するしかないというのが宮仕えサラリーマンの宿命です。駅までの歩き、駅から会社までの歩き、これまで健康維持に一日10,000歩が自慢でしたが、そのときは苦痛以外の何物でもありませんでした。膝が痛いから会社を休みますとは、うかつに言えないのが中小企業です。

・ひざの痛みと通勤の苦痛。

階段がつらく、特に階段を降りるときに膝に負担がかかるのか、激痛がはしります。極力エレベーターやエスカレーターを使い、駅からはバス利用に切り替えましたがさらに通勤が困難になりました。100メートル歩けば休憩、痛みが治まればまた歩くを繰り返します。

当時は駅の階段を降りるのが怖いのです。遠回りしてもエスカレーターを利用してしまうと余計に時間がかかります。電車に乗り遅れまいと足早に歩くと膝に負担がかかり痛みがひどくなるという悪循環の繰り返しです。痛み止めで飲んでいる頼みのロキソニンの効き目が日に日になくなっていくありさまです。

正直これはやばい、会社勤務が続けられなくなるという危機感が現実のものとなってきました。会社のトイレは今どき和式で、痛みで膝を曲げられないので足を延ばしたままだと、はいているトイレスリッパが個室の外にはみ出す始末です。

 

何しろ中途半端な社員とは言えストレスが多いサラリーマンですからIBS(過敏性大腸症候群)もあり緊急にトイレに駆け込むにも苦痛ばかりなのです。

少なくとも藁(わら)をもすがる身の上には、効果があるかどうかではなく今痛みがないことがすべてです。グルコサミンを飲み始めてしばらくすると痛みが軽減、そんなに早く効果が出るわけはないと思いつつ、グルコサミンを何袋か飲み終えたころには用心しながらも通勤が普通にできるようになりました。今はまだ膝に違和感が残り、不安がありますがほぼ痛みなく通勤できるようになりました。そういうタイミングでグルコサミンに頼ったものですから、実感として効果なしとは思えないのでグルコサミンをやめるのは正直、恐怖に近いものがあります。

私の母親はコンドロイチンを終生愛飲、股間節置換術を受けて以来、欠かさず続けてきましたが、今にしてその気持ちがわかります。

参考:車通勤は楽ですが、運動不足で肥満気味、これはいかん。
■電車通勤10000歩とグルコサミンのおかげ。

・グルコサミンで膝の痛みがなくなれば満足。

グルコサミンを飲むことで、痛みがないことがこんなに快適で落ち着くのは何とも感謝です。直接的な効果かどうかそんなことは誰にもわかりません。このまま痛みが治まれば、そのことが何より有り難いのです。家計にとれば高いサプリメントですが旅行や出張のときも手放せなくなりました。

実は家内も同じ時期に変形性膝関節症と診断されています。違う整形外科ですがヒアルロン酸注射を1回打ってもらってよくなりました。あっさり治る人もいるようです。もちろんグルコサミンを飲まずに栄養剤ドリンクばかり飲んでいます。

患者側からすれば変形性膝関節症でも何でも良いけど痛みがなくなる日が来るのか、どうすれば普通に歩けるのかが知りたいのです。痛みがなくなれば軟骨がすり減っていようが、どうでもいいのです。治るということは痛みがなくなり元のように歩けることです。軟骨は再生しませんというような不治の病のような診断は必死の患者には誤解の元です。

今では園芸用の脚立を登って松の芽摘みができるようになりました。以前のように法事のときなども短時間ですが普通に正座ができるようになり、おかげで脚を組むこともできるようになりました。健康の有り難さは病気になって初めてわかります。痛くなった経験もないのに予防でグルコサミンを飲むことはなかなかできませんけど、再発予防なら無精者でも美味しくないグルコサミンを飲み続けられます。不思議ですね。脳に一度効果がインプットされるとグルサミンを飲むことは習慣化し忘れなくなります。

参考:ひざ痛再発は怖いですが、グルコサミンのコストも重荷です。
■ひざ痛再発の恐怖とグルコサミンの止めどき。

・グルコサミン効果は再現できない。

グルコサミンが効くかどうか、効果を検証するために飲むのをやめてみたり、薬を変えてみたりは、違和感が残りながらも痛みが治まっている間はできないものです。効果があっても効果がなくても、自分の体だけでは再現性のテストはできません。どういう体質の人に効くのか、わかるものではありません。結局、効果を信じて飲むか、飲まないかの選択を自分で決めるほかないと思います。私の体験談が皆様のお役に少しでも立てばこれに勝る喜びはございません。