老いつまされて老迫感、グルコサミン依存の安心感。

老いつまされて老迫感、グルコサミン依存の安心感。

 

変形性ひざ関節症は一種の老化現象と言えると思います。膝の軟骨が年齢とともにすり減ることで痛みが発生します。人間は生まれてから死ぬまで長い人生をおくりますが、種族維持の観点からすれば結婚し、子供をもうけ一人立ちさせれば目的は達成されますから肉体的には用なしになります。用なしは言い過ぎかもしれませんが、体力の衰えとともに老化が始まります。

◆ 老化現象は正常な機能の変化。

そこから先にあるのは死ぬための準備とも言えるあらゆる機能の老化です。老化がよいか悪いかではなく地球という惑星に寄生する生命体としての人間の摂理だと思います。

わかりやすく言えば老化は運命の道筋を歩む正常な現象です。もし老化しなければ、などと考えるだけでも恐ろしいことです。人間は厚かましくも永遠の命などを空想し希求してきましたが、そもそも実現するはずもありません。それゆえ老化は忌避したり思い悩むことではありません。人としての正常な機能の変化ですから、おおらかに受け入れていくことが心穏やかに暮らす秘訣でしょうか。

◆ 老いつまされて「老迫感」。

そうは言っても変形ひざ関節症や脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)などと言われ、体力の衰えも感じ始めるとこれまでできていたことが徐々にできなくなり、精神的にも体力的にも自分の体を負担に感じ始めます。老化初心者にとれば老化現象による体の変化はこれまでに経験したことがない下り坂で、正直言って怖いのです。

めっきり薄くなり白髪も増えてくると年を感じます。体力に任せて全力で仕事ができていたものが、ペースダウンしないと続かなくなります。言ってみれば「老迫感」老化初心者の気持ちを表す造語ですが、老いつまされて切迫感を感じるつらい時期が誰しもあります。

こんなはずではなかったのに、自分を叱咤激励して、めいっぱい無理をしても反動として落ち込みがやってきます。体を健康に維持するためには何事もほどほどに加減することを覚えます。お替りしていたご飯も一膳でやめます。黄色の信号を無理して駆け足で渡ろうとせず、次の青信号をまちます。お酒を控えることは難しくても、健康診断で脳ドックをうけるようになります。健康に人一倍気を遣うようになります。

老いつまされて老迫感、医者にも通い、グルコサミンも飲みます。できることはなんでも試してみることで自分なりの対処法が見えてきます。その一つの形としてサプリメントに依存することで一つの安心感が生まれます。

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◆ グルコサミン、日々があらたまり。

人生の若かりし時代には上り坂があり、いずれ頂点を過ぎれば下り坂になり老化が始まります。老化に付き合いうためには老化を人の一生における自然現象として素直に受け入れ、与えられた試練もおかげさまでという感謝の気持ちで乗り越えることです。起こることすべてに意味があり、試練が人を育てます。受ける入れ物が悪いとおかげが漏れて試練は苦難となりますが、しっかり受け止めれば試練はおかげに変わります。

人様に説教を垂れる柄ではないのですが、何事にもおかげ様でという気持ちになることを心がけたいと思っています。「日々があらたまり」そういう気持ちでグルコサミンを飲むと効果を実感することができるというものです。